2008年2月26日火曜日

餃子、だれのせい?

餃子の件はまだまだ波紋を広げてるが、核心の部分について誰も指摘していないことが少し気にかかる。
輸入元(発注者)の責任の所在だ。
製造先は確かに中国の会社であるけれど、ブランドを用いたのは発注した会社(日本の)であるのだから、ブランド管理としては製品にそれなりの注意を払う必要があるはずである。
今回は中国での出来事だったのでマスコミも面白がって叩いているが、肝心の生協やらJTやらの社長の責任はどう報道しているのだろうか?
まぁ、マスコミは権威のある側にしか付かないという典型的な例をみることができる。
中国の犯人もだめだが、それを丸投げして利益をむさぼっている日本の会社も駄目だし、そういうことに無頓着な日本の消費者も駄目だし、わかっていながらそれを指摘しないマスコミも駄目だ。
だめだめの構造なんだな。

2008年2月23日土曜日

就職活動について

昔は就職活動といえば、履歴書もってあちらこちらの会社を訪問したものだが、今の時代はすべてエージェントがやることが一般的になってきましたね。
以前のように就職活動=新卒時、中途採用=コネが必要 という図式が崩れていますから。
ただ、顔の見えない就職活動だけに、職務経歴書の善し悪しで判断されるわけだから怖いものがあります。
もちろん、それはおたがいさまで、応募者も会社のことがよくわからないということもありますね。

てなわけで、連敗中です。
もちろん、押さえ的に応募している会社もあります(面接慣れのため)。そんなところでもちょっとぐらい書類通ってほしいのですが(悲)

むずかしいものです。

2008年2月19日火曜日

車を洗いました

めずらしくクルマの話です。
最近、昼間にちょこちょこと時間をもてあますことがあります。
スケジュールが空いてるということですね。そこで、その隙をねらってクルマの手入れでもしようと思い立ったわけです。
なにせ我が家ではクルマを洗わないのが美徳とされていますので、いつも汚いままなのですが、新車からそのままの状態で放置プレイされているセリカはさすがに「洗車傷」がないので購入から9年たった今でもツヤツヤ(販売店に点検に持ってゆくといつも褒められます)なのですが、ベンツはオンボロの状態でうちにきたので前の持ち主などが洗いまくった痕が洗い傷となって残っています。
そう、実は洗車するとクルマに傷がつくんです。これ、皆さんほとんど知らないようですが。
で、小生のゴルフ用ベンツ(犬が2頭になってからは家族で出かけるときにも出動してますけど)は塗装が完全につや消しとなってしまっています。

先日の雪のあと、乾いたボディをなにげなく濡れたぞうきんで拭いたら、その部分だけ色が濃くなりました。
乾燥状態では白っぽいということ。むむむっ、これはチョーキング(白化現象)と言って、塗装皮膜が酸化している証拠なのです。
ちょっと狼狽して、今後どうしようか考えました。
(1)新しい車を買う・・・今は無理だな。
(2)再塗装する・・・面倒だし、金がかかるな。
(3)コーティングする・・・はがれたら面倒だな。
結局、手っ取り早い(3)を選ぶことになったのですが、今後はこまめに(3ヶ月おきぐらい?)にコーティングをし直すというリスクを背負ってしまうわけですが、背に腹は代えられません。

オートバックスでさんざん考えたあげくにオートグリムというコーティング剤にしました。ガラス系も考えたのですが、ガラス繊維ははがれだしたらみっともないことになりそうで、レジン系のポリマーにしたのです。

作業を一通り終わらせてみたら、別のクルマになりました。
すくなくともセリカには近づいたかなー。

先日、スタッドレスに履き替えているのでホイールも結構きれいだし、まぁまぁ満足です。
今日は時間を見つけてオイル交換をしました。(自分ではやりません)

以前、所有していたベンツはいつもヤナセでオイル交換していたので、どんな交換の仕方をするのか見たことがなかったのですが、今回はオートバックスでやってもらったのでちょっと見学することができました。
すると、オイルフィルターが上に付いているではありませんか!
いやー、驚きました。WISとかちゃんと読んでいなかったので、先入観からか、フィルターは下にあるものと思っていましたよ。
さて、オイル交換をした結果はといいますと、加速がよくなりましたね。燃費も良くなってくれればいいのですが。(いま、9km/Lぐらい)
正月にNakamichiのデッキに交換しているのであとはラジオの配線(アンテナブースターの修理)が残っています。これは分解ものだから今度ゆっくりやるつもりです。

2008年2月18日月曜日

ちょっとヲタクな

無職なので土日も平日もないなーとか思っていたのですが、考えてみれば平日は英語とか職探しとか、結構忙しいもんです。たら、連続したスケジュールではないのが困りものですが。10時から新宿で英会話やって、次は17時に虎ノ門で紹介会社との約束とかなった日にはその間どこで何をするのか困ってしまいますよ。どこかでのんびりとランチ、という気分でもないし。定期的にメールチェックしなければならないので座るところは必要だし、はっきり言って「難民」です。
もちろんネットにつながる環境が必要なのですが、以前はウィルコムを使っていました。でもウィルコムはアイランドタワーでなかなか接続できなくて、切れちゃいまして解約。その後は携帯電話の「回線交換方式」で接続していました。ピーヒョロローという昔のあれです。ところが、携帯電話をInfobar2に交換したらそれができなくなってしまいました。いろいろと試行錯誤したのですができない。どういうことなのだろうとauショップに行って確認したところ、今時の携帯は回線交換方式での接続はできないらしいのです。驚愕。はい、そうですか。というワケにはいかないので仕方なく再びウィルコムを申し込もうと思い、いろいろと検索したところ、auで似たようなサービスが始まっていたことに気がつき、W05Kというデータ通信カードを購入した。候補としてはE-Mobile?とかウィルコムもあったのだが、圏外なのかどうかはっきり知りたいのでauのものにした。これならば携帯の「圏外」が表示されていない限り接続できるというころだからね。まぁ、そういうわけでいろいろな求人情報とかをタイムリーに収集しているわけです。
今日は新しい人材紹介所に登録に行ってきました。ベンチャー専門の紹介会社のようですが、どうなんでしょう?
ところで、暇にかまけて新しいPCにクリエをセットアップしようと企んで、昨日シコシコやってみました。なんと、Vistaでは使えない。仕方なく、Microsoftのサイトに行き、Virtual PC 2007をダウンロードしてきた。インストールの前にもう一度よーく考えてみた。本当に今時Palmなんて必要なのか?やっぱやめ。クリエは2台ともヤフオクで処分してみよう。電池が駄目だけど部品取りには使えるから。使っていないカーステレオもヤフオク行きなので今週はヤフオクの出品で忙しいな。思い切ってアイアンも売ってしまおうかなぁ。

2008年2月15日金曜日

価値観

戦時標語に「贅沢は敵だ」というものがあった。

陰では「贅沢は素敵だ」とも言われていたらしい。

もちろん、素敵だと思う。

さて、今の日本に「贅沢は素敵だ」以前に「贅沢」の定義がはっきりと区別できる人はどのくらいいるのだろうか?特に都市部ではほとんどわからないのでないだろうか?

戦後の日本にやってきた欧米化はマスコミを通してのものが多く、特に米国での最先端の流行を日本も追いつき、追い越そうとしているように見受けられる。

実はとうの昔に、否、戦前の時点で実は日本は米国よりも進んでいたことを敗戦のショックで我々日本人が忘れてしまったことに他ならない。

もちろん、忘れたおかげで敗戦後の復興ができたのだが、そろそろ思い出してもよろしいのではないかと思う。

ワタクシが思うのは価値観を見直してほしいということ。ただそれにつきる。


ところで、つい先ほどのニュースから。
例の毒餃子事件について、天洋食品の工場長が「我々が最大の被害者だ」とのたまった。
最大の被害者は毒餃子を食べた消費者だ。
製造者としてあるまじき認識、恐ろしい。
もし、日本人が「普通の」倫理観を持っているのならこの一言が原因で中国製品の不買運動を起こしてもおかしくはない。
まずはこの工場長の発言が訂正されなければ天洋食品製造の製品を販売している日本の会社もこの工場長の認識と同じと考えて、該当する販売会社の製品すべてを不買運動の対象にするべきではないだろうか?
JTあたりがいくら品質管理をしたとしても、製造者の認識がこんなお粗末なのではとてもじゃないけれど今後買うわけにはいかない。
まぁ、ワタクシは買っていないけれど、周囲にこういう製品を購入する人がいたら糾弾しちゃうだろう。
やっぱJTってたばこの会社だから体に悪いもの専門なんだよねー。とか。

難しいな

本日、また1社断られました。書類で落ちるとは情けない。
変わった経歴だからという理由。ちょっと納得いかないな。
次がんばろう。

裏を読もう

食の安全について書こうと思いましたが。ちょっと脱線した話をします。

現代日本の消費者ってものすごく贅沢だと思います。これは食品に限ったことではありません。
流行の最先端の舶来品を身につけ、常に新しい味覚を追求し(これも舶来品が中心)、最先端の電化製品を所有する。ところが口ではエコロジーだとか地球温暖化だと抜かす。おかしな話だ。
輸入に関しての燃料による温暖化の影響はどうなのだろうか?
調理するために用いられる季節外れの材料に関するハウス栽培の燃料は?
はたまた、ついこの間買ったばかりの電化製品を最新のモノにいとも簡単に変えてしまうことによる製造時のエネルギーや梱包材などの廃棄物のことは考えているのだろうか?
そして、海外の安い労働力で生産されたモノを輸入して、罪悪感はないのだろうか?
それが経済だというのならばすべてを受け入れればいいだけで、後はどうなっても知りませんよと開き直るべきだ。国を挙げてエコロジーとか南北問題とかに取り組むというのであれば徹底した質素倹約を国是とすべきなのではないかと思う。
たとえば、飲料についている景品。生産国は中国が多い。これを作っている中国の作業員はまさか消費者が買った瞬間にゴミ箱に放り込むなどとは夢にも見ないだろう。また、その景品自体、彼らの子供にさえ買い与えることが難しいほどの所得なのだと思う。

これは米国でのことだが、15年ほど前に小生がニューヨークに行った際にホテルのベルマンにブルックスブラザース(日本ではそこら辺のデパートに入っている洋服屋の名前)の本店の住所を告げて、どの辺にあるのかを尋ねた時に彼はこう答えている。「僕には一生関係のない高級店だから詳しくは覚えていないけれど。」そのときのことを周囲に聞いて回ったところ、そりゃ当たり前だと言われた。ホテルのベルマンがブルックスブラザースで買い物するわけないだろ。ビームズだって行けないよ。
自由の国アメリカはじつはものすごく階級がある国なんだと思い知らされた出来事でした。

翻って我が日本はどうだろう?二間のアパートの前の道路にクラウンを路上駐車して、ロレックスの金時計を嵌めてパジャマを着て町を歩き、冷凍食品の中華料理を食卓に萬漢全席のごとく並べて、挙げ句の果ては子供の給食費を払わない。どうにもちぐはぐな生活を送っているように思える。
類似の例は道を歩く人を眺めるだけでいくらでも見つかる。
そういう消費行動が販売者を惑わせ、狂わせ、無理な供給や偽造を引き起こしておいるのだと思う。身の丈に合った生活というのは所得の多い少ないにかかわらず、大変なことだが、ちょっとでも道を踏み外すとものすごくアンバランスになってしまい、そのまま脱線してしまうことになる。

景品付きの菓子や飲料を見るたびに資源の無駄遣いを嘆き、スーパーで食品を眺める(正確には成分表示を読む)たびに気が重くなる。
飼っているペットに高級な餌を与えるのがおかしいのかおかしくないのか、ちょっと自問自答するところもあるのだけれど、実はすべてが自問自答すべき事柄なんだなとつくづく思う。

本当に、本当に、それ、必要なのか? と。

棚卸し

と、いうわけで(昨日のブログ参照あれ)、職探ししています。
ワタクシの専門は企業会計とかリスク管理とか、交渉とかなのですが、なかなかいい仕事がありません。
サービス会社(ソフトウェアーとか金融とか)は希望していません。どうして希望しないのかと言いますと、製品が目に見えないからです。
モノを作ること、販売すること、世の中に流れてゆくことについて、きちんとこの目で見ていたいのです。特に金融などは数字のやりとりで終始してしまう商売ですから、それがどう役に立ったとか、そういうのはなかなか見えません。もちろん儲かった人がいたらその人は喜んでいるのでしょうけれど、その素顔に接することはなかなかできないのです。できるだけ消費者と近い業種で仕事をしたいと考えています。
さて、ご承知の通りワタクシはバリバリの理系でして、そのくせ結構文系の一面も持っています。個人的にはバランスのとれた人だと思うのですが、それを履歴書や職務経歴書に反映させるのはすごく難しいですね。「職務経歴書は3枚まで」などという一般論が通用しないような気がします。長いのも嫌われるでしょうけれど。
再就職っていうのは自分の履歴に対する棚卸しを兼ねていますよね。自分が何をしてきて、何が得意なのかを洗い出すわけですから。

サングラスの会社はよほど人がほしかったのでしょう。そう思わざるを得ません。