「靴の話」というと、大岡昇平の小説のタイトルのようだけど。ちょっと靴の話。
変態は靴にうるさい。とか、知能犯罪者は靴が好き。という話を聞いたことがある。
いまどき、靴を貴重品だと思っている人があまりいるとは思えないが、ワタクシにとっては貴重品。
多いときは10足以上の靴(いずれも通勤用)を持っていたけれど、今では5足ほどになってしまいました。
その理由は、黴びるから。
そう、川崎市北部の山岳地帯の山腹(8合目付近)にある我が家は、構造上、地下の埋め戻しをしていないのでものすごく湿気がある。
これ、まさに頭に来るぐらいなのだが。。。。
さて、黴びずにすんだ少ない靴をローテーションしているのだけれど、お気に入りの一足が本日の雨でやられてしまった。明日修理に出す予定(っていうことは一ヶ月半お休み)。
普段、通勤用の靴はフェラガモで買うのだけれど、最近のデザインはつま先の尖ったタイプでどうも好きになれない。
他のブランドの靴でも履けるもの(木型の合っているもの)はあると思うのだけれども、探し歩くのが億劫で同じところから買っている次第。もちろん若干高価なのでワタクシにとっては貴重品というわけです。
靴を買って、まずすることは「靴底にラバーを貼ってもらう」ということ。その次はミンクオイルなどで防水処理をする。まぁ、2-3日の作業なのだが、それらが終わってようやく履くことができる。
雨用の靴に合皮のものなどを買っておけば良いのかもしれないけど、雨の日に重要なことがないとは限らないし、できるだけ普通の靴を履いて出かけるようにしている。雪の日は靴に取り付けるチェーンを装着することになる。
靴磨きって結構好きな作業なのだが、他人の靴が気になることがある。特に「かかと」の部分。
これは若い人に多いのだけれど、大きくすり減っていて、もう三角になっている人さえいる。
ワタクシのところに営業に来る取引先はいつも「靴を磨け。かかとを直せ。」と言われ続けているので徐々に良くなってきているが、駅のホームなどで見る、見ず知らずの若者に説教するわけにもいかず、なんとなく気分がモヤモヤしたまま過ごすことになってしまう。
靴で判断する。というのはもう古い考え方なのかもしれないが、こればかりは譲れない。
そうそう、靴磨きで忘れがちなのは「踵(ヒール)の部分」。ここもきちんと磨いておきたいですね。
フェラガモの靴ね、私ゃもっぱらオリンピックの靴コナーで供給させていただいとります。3年はいけますわ。気に入った靴は踵継ぎ足せばもう二年つかえますな。
返信削除フェラガモのバックを家内に買ってやったとき、お互い妙に恥ずかしかったのは何故でしょう?
新一年生が、事務所の前をお母さんと一緒に通ります。みんながよい子に見えます。が3年も経つととんでもない餓鬼に変身するのもいるということが、悲しい。新一年生に幸あれ!
ブランドの名前がいけないのでしょうか?いえいえ、そんなこと考えちゃいけません。
返信削除昔は4月の社会人一年生も初々しかったのですが、いまどきの社会人一年生は最初っからもうだめですね。
ブランドはともかく、靴ってちゃんと磨いてあればすごくちゃんとした人に見えるから不思議ですね。