2025年9月23日火曜日

置き配に関する考察

 ちょっと読んだ記事

ネット通販の拡大に伴い、宅配便の再配達削減は社会的課題となっている。人手不足やドライバーの労働時間規制も重なり、国土交通省は対策の一環として、配達員によるオートロック解錠のシステムを支援する方針を示した。置き配の利用拡大を通して再配達を減らすことが期待される一方で、防犯の観点からは懸念の声も少なくない。

ふうん。

個人的な感想だが、なんか方向性間違っていると思う。

受けとれる人が通販を使うのであって、受け取り方法がない人が通販を使うのは間違っていると思うのである。
利便性を考えたら通販が効率的かもしれないが。。。

うちのマンションでもこの話題(要請)は定期的にやってくる。

宅配ボックスを設置すればよいという意見もあるだろうけど、だれが設置費用を払うのか?
設置費用が200万円として、減価償却分を利用者に負担させるというのでよいならば考えなくもないけれど、どうせ共用だからと言って修繕積立金から拠出して、経費は一般管理費で負担するんですよね。

オートロックついてるけど、よいしょと乗り越えれば出入りすることは可能だし、そもそも新聞や牛乳、生協などは解放されています。

前述の「社会的課題」というのはどうにも的外れに見えるのです。
なぜなら、受け取れないなら頼まない。事情によって不在でも再配送料を払えば済む話ではないのだろうか?
配達要員が少ないという現状はわかるが、それは収入がないから増員できないということで、再配達を有料にすれば雇用の機会だって生まれてくるように思えてならない。
最初の配達で不在だったらあとは時間指定の予約制にして再配達すればよいだけで、要員繰りも可能だろうしそれこそ料理の宅配要員よりはいい稼ぎになるのではないだろうか?
なんなら最初の配達で不在なら持ち帰ってあとはセンターまで取りに来い、でもいいんじゃないかとさえ思う。

なんでこんな手厳しいことをいうかと言えば、世の中の風潮が送料はタダだと思っているフシがあるからです。
送料無料、という広告の言葉がいけないのですが、正しくは送料当社負担、ですよね?
なにも宅配便会社が「御社の商品を無料で運ばせてください」などと言うわけあるまい。
送り主の会社が宅配会社を鼻血が出るまで殴りつけて単価を下げさせ、その経費を商品に乗せて消費者からいただいているだけなのに、それを是としている社会の風潮が気に入らないのです。
なぜなら、鼻血でるまで殴りつけられた単価で運送システム回すわけですからそりゃ労働環境も悪くなることでしょう。

つまり適正経費を皆で負担していないということです。

これに似たような現象でデフレ現象が起きていましたよね。

巷の人々はいつまでたっても学習できないようです。

ちなみにオートロック管理で言うならば、エントランスにカード式の開錠システムを導入すればよい。居住者と出入り業者が1枚ずつ持てばよいし、いつでも無効にできる。なんなら出入りの履歴も取れる。ただ、玄関前に荷物を置くという行為そのものは変わらない、床の清掃はどうするのかな?台風とかどうなのかな?くっくっく。

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