2009年11月13日金曜日

戦記小説について

ありとあらゆる戦記小説を読みました。中には作者の武勲ばかり書き並べて、お世辞にも記録小説とは言い難いものもありましたが。。。

インパールやガダルカナルなど、大きな作戦が題材になっていると、複数の執筆者から出版されていて、検証も出来たりします。
まぁ、これ等はいずれも失敗の研究になりますが、戦後の平和ボケで中途半端にされている敗戦の研究は今こそ論議を尽くさなければならないと考えています。
強いては国民性の議論になってしまうでしょうが、我々は自分たちの欠点と真面目に向き合ってみるべきです。
平和憲法を云々するまえに、そもそも平和とはなにかを考える必要があると思います。

作戦の研究、その背景にある国民性や経済。そういうものをきちんと議論できる社会になって欲しいもんです。
偶然の成功ストーリーではなく、複合原因による失敗の研究が急務です。

これは昨今の民主党による政策の棚卸にも言えることですが、なぜ、その政策が必要だったのか、その時点に立ち戻って考えてみるべきでしょう。
マスコミが煽って政策を立案させてしまったものもそう少なくはない思います。

マスコミ嫌いについてですが、彼らがそれぞれの主張を持っているのでしたら良しとします。ポリシーがなさ過ぎるから気に入らないのです。
右なのか、左なのか、そこをとことんはっきりしてほしいもんですね。

たとえば、創価学会チャンネルとか、浄土真宗新聞とか、有ってもいいんじゃないですか?

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