2014年12月11日木曜日

SBC続編

車が故障して出費がかさむたびに思うこと

 

修理するよりも新車に買いなおしたほうが安上がりなのではないだろうか?

 

と、故障して修理見積をもらうたびに血圧がぷーっと上がり、このように考えたりするのだけど、いやいや、それは間違い。

新車に買い替えた場合はまったく比較できないほど不経済だし、中古車へと買い換えた場合はよほど程度のいい個体に遭遇しない限り、買い替えるのは経済的ではないというのはわかる。

 

結局はどうしても欲しい(または買い替えせざるを得ない)状況に陥らない限り、または買い替えの対象が格安中古車でない限り、買い替えるのは経済的ではないということだ。

もちろん、最新装備が欲しいと思うならば買い替えるしかないのだけれど、欲しい装備ってなんだろうと考えてみる。

まず浮かぶのはレーダーセーフティパッケージ。

それと、もうちょい馬力が欲しい。

。。。冷静に考えれば、いずれもなくてもよさそうな(笑)

ましてや、いじってしまっているから容易には下取りに出せない。。。

 

そして今回交換するSBCユニットについて考えてみた

 

まず、SBCは車が動いていようがいまいが関係なく、ブレーキを制御している装置である。

どういう制御をしているかはわからないのだけど、車に近づき、ドアを開錠するとブーンというSBC作動音がする。

これは停止状態でドアを開けた時や走行中でも作動音がすることがある。

試したことはないけれど、施錠された状態で車を押した場合にも自動的にブレーキがかかるのではないかと思う。

なぜそう思うかといえば、SBCユニットには専用のバッテリーが与えられていて、それから常に電源が供給されているからなのだが、いままでSBCが備えている機能のひとつもお役にたったと思う場面がない。

実際にはSBCにはBASはもとよりESPABS機能も含まれているのでABSに関しては凍結路などでお世話になっているのだろうけど、W211で急ブレーキをかけた場面がないのでBASの効き具合もわからないし、雨の日のパッドのギャップ調整も感じたことはない。

特に油圧ブレーキであればパニックブレーキ時、BASが動作するとブレーキペダルがスッと吸い込まれるように踏み込まれていくからわかる。

いうなればアイアンで芯食って打った時と同じ感覚。

 

感覚的には感じられなくなってしまったけど、地味に作動し続けている機械なんだと思っている。

現行型は以前のような油圧式ブレーキに戻され、SBCが有していた機能はコンピューターで代替管理しているから、SBCとは技術の過渡期の機器だったのかも知れない。 

まぁ、機器(補機)と考えれば消耗品と同一視してもあながち間違いではないのだけど、油圧式ブレーキの車でマスターバックを交換することはあり得ないから、交換時期が到来するということはやっぱり気に入らないという気分は残ってしまう。

 

そして今日、こうした気分がテレパシーでヤナセに伝わったらしく電話があり、SBCユニットの本体費用はMBJに負担していただけることになった。

相当ネバってくれたらしいのでヤナセに菓子折りの一つも付け届けしなきゃいけないんだろうけど。脅かされたから差し引きゼロ。

今回、取り戻した損失は会社帰りに立ち寄る焼き鳥屋なら200回分、打ちっぱなしのボールなら27,273球分、巴なら12回分だった。

 

これで気が大きくなったから懸案の右後ドアのドアノブも交換すっかな()

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