巷ではメルセデスの前期はヤバイって言われますが、それは事実でして、リコール3回、メーターダウンなど、トラブルには事欠かなかったようです。
モデルとしては前期以外には中期と後期にわけられると思います。前期よりは中期が、中期よりは後期が良いものと思われているようですが、実はそうとも限りません。
以下、後期で廃止や割愛された機能です。
*まずはSBC…。
中期まではSBCが付いていましたが、トラブル頻出で後期では別方式に変更しました。その結果、SBCはW211(W219を含む)前期中期とR230そしてSLSだけが採用となったわけで、不憫とはいえなんとも嬉しい機構なんですよね。朝からドアを開くとSBCが作動してブーンと音をたてますが、それが「おはよー」と言っているようにも思えなんともかわいいんです。
*エアコン
中期以後は操作パネルが簡略化され、さらに後席の温度調節は割愛されました。後期ではその名残でメクラ蓋がされています。
*シート
イージーエントランスでシート座面がスライドする機能は廃止されました。
また、後席の分割可倒機能が廃止されました。
もちろん、追加された機能もあります。
エンジン形式やミッションが変更になったのはあたりまえですが、装備としては、CDチェンジャーのMP3対応、TPMS、HDDナビ、アダプタティブライト、HID標準、LEDテールランプなどが追加されました。
ところが、追加された機能のほとんどは開発時期の違いによる新機能や従来のオプション品の標準化であって、全体的に簡素化したイメージがあります。
かつては「最新のメルセデスは最良のメルセデス」と謳われていましたが、いまのメルセデスの姿勢は初期型でマーケットを拡げ、後期で利益を取りに行くようにも思えますが、いかがなものでしょうかね。
で、わたしが目指しているのは前期型のコンセプトやクオリティのままで後期の追加機能を得るということなんです。
もっとも、中期が手に入ればそれが一番いいんですけど、数がないんですよね…。
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