2014年12月19日金曜日

DAS

コーナーリングライトを点灯させるために、車両側でなにか特別な部品が必要なわけはなく、ハンドルのアングルセンサーがあるし、車速信号もあるし、フォグの球切れ監視機能もあるのだから、車両のコンピュータの設定変更で有無の設定があるんじゃないかと思うのです。輸入時の仕向地規則に基づいているのではないかと思うのです。

このコンピュータを操作するための外部入出力装置を一般にDASと呼んでいます。

 

DASとはダイアグノーシスと呼ばれる自動車の自己診断機能で、車両側のメモリーに残された故障記録を点検修理時に外部接続したノートPCなどで読み取り、故障原因の特定や診断を行うのだけど、この場面で車両側のプログラムを書き換えることが可能なんですよね。

DASはいろいろな会社から販売されていて、たとえばBOSCHとかDENSO製の汎用機もあればメーカー純正のXENTRYなどもあります。読み取りはいずれの機械でもできるのでしょうけど、書き込みとなるとメーカー純正のものでないとできないのでしょうかね。

ちなみにワンタッチウインカーの動作回数、既定の3回も5回に設定変更できるとのうわさもあるし(ちなみに現行型だと1~10回で可変だそうですが)

コーナーリングライトをDASで有効にすることができれば、後期型と同一の機能(車速やハンドルの切り角に応じた動作)も可能になるので、快適になること請け合いです。

 

で、DASコーディング変更できるところをググってみました。

デイライトとかHID設定、スピードリミット調整(210250km/h)などは散見されるのですが、機能追加となると謳っている業者が少ないですね。

もっとも、DASの設定変更は決して安く済むものではなく、遠いところでやってもらう必要も出てきたりして、数万円に上ることもあるかもしれないので要注意かな。

 

じゃぁ、DAS買うか?

 

。。。買わねぇだろ。ふつう。

それでも、いちおう海賊版ですが調べてみました。多少信頼できる所で中古PC込みで25万円以上するようですね。

 

これはベンツサービス以外に出回っているDAS(正しくはスターダイアグ)はおおよそすべて複製版であり、それゆえに専門のトレーニングやアップデートを受けることができず、結果として使いこなすことができていないということが原因かと思っています。

ではDASを正規品で買うといくらなんでしょうかね。500万円は下らないと思うし、その後必要な接続料だけでもものすごい額になるような感じです。

先日、仕事の都合でテスターの予算を試算していたのですが、軽く1,000万円を超えていました。

よって、複製版を使い、最低限のヘッドライトやリミッター関係の操作のみ覚えたメカニックが巷で活躍しているというわけになります。

 

では、正規のベンツサービスでコーディングをしてくれるかといえば、答えはNOと容易に想像できます。

あとは地道に街中の整備工場を探すしか方策はなさそうです。

 

DASコーディングができる環境が整ったらやりたいこと。

+コーナーリングライト機能の有無を有に変更(これはできると知った)

+タイヤ空気圧モニタリング機能の有無を有に変更(できるかどうかわからない)

ほかに巷で流行っているコーディングは自分にはほとんど関係がないなーと思う。

そう考えると新たにリスクを抱えた高額なDASを買うよりも、業者を探してお願いしたほうが安上がりであることには違いない。

 

山口県に「おふぃすわたなべ」という趣味で始めたようなテスター屋さんを発見。ここはDASをヤフオクにも出品しているようでしたので、今後追跡して信頼できそうか確認したいと思う。

http://vediamo.tokyo/index.html

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