戦時標語に「贅沢は敵だ」というものがあった。
陰では「贅沢は素敵だ」とも言われていたらしい。
もちろん、素敵だと思う。
さて、今の日本に「贅沢は素敵だ」以前に「贅沢」の定義がはっきりと区別できる人はどのくらいいるのだろうか?特に都市部ではほとんどわからないのでないだろうか?
戦後の日本にやってきた欧米化はマスコミを通してのものが多く、特に米国での最先端の流行を日本も追いつき、追い越そうとしているように見受けられる。
実はとうの昔に、否、戦前の時点で実は日本は米国よりも進んでいたことを敗戦のショックで我々日本人が忘れてしまったことに他ならない。
もちろん、忘れたおかげで敗戦後の復興ができたのだが、そろそろ思い出してもよろしいのではないかと思う。
ワタクシが思うのは価値観を見直してほしいということ。ただそれにつきる。
ところで、つい先ほどのニュースから。
例の毒餃子事件について、天洋食品の工場長が「我々が最大の被害者だ」とのたまった。
最大の被害者は毒餃子を食べた消費者だ。
製造者としてあるまじき認識、恐ろしい。
もし、日本人が「普通の」倫理観を持っているのならこの一言が原因で中国製品の不買運動を起こしてもおかしくはない。
まずはこの工場長の発言が訂正されなければ天洋食品製造の製品を販売している日本の会社もこの工場長の認識と同じと考えて、該当する販売会社の製品すべてを不買運動の対象にするべきではないだろうか?
JTあたりがいくら品質管理をしたとしても、製造者の認識がこんなお粗末なのではとてもじゃないけれど今後買うわけにはいかない。
まぁ、ワタクシは買っていないけれど、周囲にこういう製品を購入する人がいたら糾弾しちゃうだろう。
やっぱJTってたばこの会社だから体に悪いもの専門なんだよねー。とか。
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