だが、子供の頃からどうも好きにはなれなかった。
その理由がようやくわかりました。
長音が出ないからでした。
つまり、ひとつの音をずうっと出し続けることができないのです。
これは打楽器や鍵盤楽器特有の問題で、同じ音を続けるためには叩き続けるしかないのです。もっともそれではひとつの音にはなりませんけどね。
数小節にも及ぶ長い音はピアノでは出せない、そういうことなんです。
まぁあたりまえといえばそうなんですけどね、それに自分の好き嫌いを重ねてみたことなんかありませんでした。
よほど遅い曲でない限り、落ち着かないという感覚を覚えるわけです。
これはモーツァルトの曲が好きではない理由と似ています。
てなことを考えていたのは、引越しして久しぶりにCDの整理をして、ついでに聴いたりしているからです。
深夜に落ち着いて聴こうとCDを出したり入れたりしてるんですが、これじゃぁ眠れないよという曲ばかりなんですよね。
結局、深夜のうたた寝をするためにいつも通りテレマンをかけることになります。
平日のことですが、毎朝、会社(近くのコイン)の駐車場にクルマを停めて、することがあります。
12分間だけ寝るのです。
10分ではなく15分でもありません。なぜか12分間がちょうどいいのです。
夏でも冬でも、この12分間はワタクシにとって至福の時間です。
かならずといっていいほど夢をみます。
そして世の中でラジオ体操が始まる頃にクルマを降りて会社へと歩きます。
もっとも、睡眠不足が数日続いたときなどは思い切り寝ます。下手すりゃ2時間ぐらい寝てます。それでも定時よりは早いですから気にはなりません。
ある程度遮音が保たれた室内でシートも倒さず座ったまま目を閉じているオッさんを通行人がどう捉えているのかはわかりませんが、最初にみたときには軽く驚くでしょうね。
会社にクルマで行かないときはこれができませんのでいろんな意味で切り替えができないまま仕事が始まってしまいます。
実は家を出る前にもソファでうたた寝をします。出張中ですとホテルのイスに座って、ですね。
たいていは携帯電話を持って寝てるのですが、先日珍しくiphone を持ったまま寝てしまい、寝息といびきをSNSである方へ送ってしまいました。
気をつけなきゃ(笑)
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