2018年2月9日金曜日

傍観者M

今回の出張は日帰りできると思っていたのですが、前後にベタベタくっついてきて、結局は23日となってしまいました。
木曜日~土曜日なんですが、日曜日はレッスンあるのでヤバいです。
木曜日は午後まで仕事してからの移動、まぁラクなパターンですがバタバタはします。
有楽町のビックカメラでスマホのケースを買って、鉄兵に数年ぶりに立ち寄ったりしていたら熊谷には最終の新幹線になってしまいました。
なぜ本庄ではないのか。
面倒なので連泊なんです。
明日は本庄ですが後泊で本庄に泊まる必要はないからです。
かといって浦和だと本庄から遠いし、大宮だとちょっとコスパが悪いので安かった熊谷にしたわけです。
熊谷のホテルは案外と穴場なんですよね。
要は結婚式場のホテルです。
普段はあんまり用事がないホテルですね。
で、空いているのでスイートルームです。
無駄に広いですが、アメリカでは普通かな。
流行遅れのケバい感じがちょっと目に痛いです。

最近、羽田空港の案内所で往復の新幹線の切符を買うのですが、今日、受けてくれている方がいろいろ用意してくれていて、あまり意味なく眺めていたらなんか違和感がありました。

スカートの後ろに折り目?
よく見ればファスナーの部分です。
ファスナーが開いているのではなく、ファスナーそのものがちぎれて(破れて)しまっているわけです。まぁ制服なんてそんなもんだよなと思って黙ってましたが、屈んだらさらにビリっといってしまうそうです。
あー、これは本人は知らんだろうな。
運良く屈むことはなかったのですが、注意していいものかどうか、ちょっと考えながら待ってました。
まぁ、見えてしまってから注意するのもずるいかなとも思うので、ある意味ヒヤヒヤしてましたが、そこは大丈夫でした。
切符を受け取ってから注意しておきましたが、制服なんてそんなもんだよなと重ねて思ったわけです。
商売道具なんですが、私服と違ってチェックが甘くなるんですよね。
着てればいい。そう思うとそうなっちゃうんです。
まぁ案内所の制服がこまめにデザイン変更されることも、予備がたくさんあるということもないでしょうから致し方ないんですけど、脇が甘い部分を見つけたのでちょっと嬉しい感じです。
黙破れるまで黙っていて、下着が見えてしまったら普通は別の意味で嬉しいかもしれませんが、その時の案内嬢の気持ちを考えると破れる前で良かったはずです。別に中身に興味ありませんし。少しぐらい裏地があるとも思いますしね。

この一件で気になったのは破れそうなスカートではありません。
なぜ、そういうものには興味が湧かないのかが我ながら不思議なのです。
見たい、という欲求と、見られたら恥ずかしいだろうな、という気くばり?とが拮抗してしまっているようなんです。

x x x x x

ここで思い出したのことがあります。
もう随分前のことですが、ある彼女と付き合いだした頃に食事に出かけ、食事が終わって駐車場を歩いている時に「あの、腕を組んでもいいですか?」と訊かれたので「どーぞ」と言って歩いていたら、また同じことを訊いてきました。
どうぞって言ったのに、聞こえてなかったのかな?
「どうぞご自由に。別に女の子が腕組みしながら歩いても行儀が悪いとか言わないよ」と言ったのですが、実は違う腕組みだったようです。
まぁそうだよね。考え事をするように腕組みしながら歩くっていうのはあんまりないよね。

一事が万事、真剣に考えるほど自分がどうしたいとかどうして欲しいとかっていうのを置き去りにして、まるでそこには傍観者としての自分がいるような振る舞いをする癖があったんです。
まぁそれは拒絶されたくないからなんですが、いったん「イヤ」なんて言われた日には、もう指一本触れられないままになってしまっていたのかもしれません。
若かったから「イヤ」と言われることはないなと自信があったのでいろいろごにょごにょあったわけですが、ことプライベートではそういう賭けが苦手だったわけです。
気がつかなかったよ。
仕事はイチかバチかの毎日でしたけどね。

今でも仕事ではイチかバチかの毎日です。昔のように生き死にに関係してこないだけ呑気なものですが、傍観者になりたがる悪い癖はぜんぜん治っていなかったようです。

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