2014年3月21日金曜日

転進

昨年11月であの会社を退職して、職探しを続けていましたが、ようやくひと段落つきました。
退職の理由は多々ありますが、最終的にはプライドの問題だったと感じています。おきていた事象はごく普通のことだったのかも知れませんが、ワタクシのプライドは富士より高いです。
これはある意味敗北ですが、私はあまりそうは感じていません。あの会社における私の仕事が終わったのだと感じているのです。
6年前に入社した際に求められた役割は、実際にはできるわけがないと思いますが他の人間でもできるように吹聴される環境になったようですし、最近では私自身、自分の身の置き場所に困る場面や組織的な閉塞感を感じていましたから、暇乞いをする機会をずっと窺ってきていたわけです。
再就職の活動の結果、運よく幾つかの候補が残ったのですが、最終的な選択としては東京を去り、遠くへと引っ越すことにしました。
あと10年のサラリーマン生活とその後のことを見据えて考えた結果、なにも東京に固執することもないなと結論づけたわけです。
生き馬の目をくり抜くような労働環境はワタクシのようなアウトローにはお門違いでした。
退職理由が自己都合と思っていますが陰では会社都合と言っている人も居るようですし、臆測も交えてもうなにがなんだかよくわからない状況です。

東京は育った場所ですから、未練がないと言ってしまえば嘘になりますが、それらにはそれぞれ苦い思い出や懐かしい想いもあり、いっそのこと距離を置いた方がいいかもしれないとも思うわけです。

私自身を必要とされるような場所で再起を図ります。

狡猾な人たちや英語屋の前に玉砕したとは思っていません。
帝国陸軍的に言うならば 「転進」であります。

2014年3月19日水曜日

タイヤハウスの保護ツヤだし

洗車するたびに気になるのはタイヤハウスの汚れ。フェンダーインナートリムとも言うのかな?泥はねや小石の傷で見るも無残な状態になっています。
あの部分は手が入りにくいのでうまく洗えなくて、風呂桶洗い用とかいろいろなブラシを買って試行錯誤を繰り返していたのだけど、今回、ふと思いついて試したのがスプレー式のタイヤクリーナー。ノータッチという泡になるやつです。
広がりも到達範囲も良好です。スプレー時に若干飛び散るので少し養生が必要になりましたが、ブッシュ部分に付着しても問題ないはずだし、寧ろそのほうがブッシュの保護になると思うから、しばらくはこれを使ってみます。
エンジン下とトランク下のアンダーカバーにも吹き掛けておきました。
これでしばらく様子を見てみましょう。
ところで、最近のCとかAクラスの当該部分はプラスチックではなくてなにか繊維系の再生材でできています。先日見たトヨタ車も同様でしたが、そうした場合にはこのスプレーは使えないですし、なんにもできないですよね?
汚れや傷は気にならないのかな〜?

ゴルフ復活してみれば

1年以上もの間、クラブを握らないでいてなにかが変わったかと言えば、それはグリップ。
実はそれ以外のところはあまり変わっていないと思う。
なぜだろう、ドライバーが曲がらなくなった。
アイアンがへたくそになったのは仕方ないけれど、ストレスがたまるゴルフになりました。
再開後4回やってみたけど、やっぱり練習はしたほうがいいと思う。

中古で手に入れたパター、なぜだかライフル。これに慣れるのは大変だわ。

2014年3月18日火曜日

W211フロント足廻りの異音 経過

先日、リアの異音を修理したら今度はフロントからの異音が気になるようになったのでMB藤沢に入庫です。
昨秋の車検時になにかのパーツ交換時期を指摘されていましたから、仕方ないかなと思い、ただただ高価なパーツで無いことを祈っていましたが…。
入庫前の試運転で再現なくて、単なる点検と見積もりだけになりました。

異音が常時出るようになるか、秋頃にまた考えましょう。

ってことは、昨秋の指摘はなんだったのかな?

どうやらヤナセとMBでは予防交換に対する考え方が異なるようです。

2014年3月8日土曜日

灰皿修理

百害あって一利なしと解っておりますが、このご時世に時折、タバコを吸います。
専らクルマ弄りの休憩時に開いたトランクに腰掛けてコーヒー飲みながら、というのが多いです。ちなみに自宅ならキッチンにこもり、換気扇の下ですね。
車の中ではまず吸うことはありません。車内の灰皿はガム入れになっています。トランクに灰皿を置いてあるんですよね。
昨日、コープの駐車場で車の灰皿の中の吸殻を捨てたのですが、その時に灰皿の蓋のツメを折ってしまったようでした。
自宅に戻ってトランクを開けたらナゼか灰皿のフタが開いていて青い光を放っていました。
そして今日、再びコープに行き、同じ場所に駐車して床を探したら、ありました。ツメの破片です。
瞬間接着剤と補強材で修復できました。
この灰皿はもう8年ほど使っています。なくていいものしてですから、買い替えることは考えてないんですが、案外と長持ちしています。

2014年3月7日金曜日

SBCリコールの爪痕

SBCユニットのリコール処理で、ハーネスをSBC本体に設けたサポートに留めるようになっているのですが、この作業を実施する時にハーネスを若干引き寄せなければなりませんでした。
SBCユニットの横にハーネスが抱きあわされています。

バルクヘッドのグロメット貫通部分に相当する箇所がその分ズレてしまっていることに気がつきました。
その部分だけウェザーストリップが浮いていました。
本当はこのドライバー先端部分がバルクヘッド貫通部分に勘合していなければならないのですがハーネスと一体成形になってしまっているのでずらすことができません。
コーナリングライトのハーネスはこの部分を利用してバルクヘッドに入れることにしました。
まあまあ良い感じですね。
転んでもただでは起きません。
ついでにボディアースをとってありますので、残る作業は常時プラス電源線とコントローラの保定なのですが、これは当分の間そのままにしておきます。


2014年3月5日水曜日

W211前期型にコーナリングライトを加工する

先日(とはいっても昨年末)、SLで帰宅した時に駐車場の入り口であることに気がついた。
曲がる方向が少し明るくなっていたのである。
これはなんのことはなく、コーナリングライトの光なのだが、普段乗っていたEにはその機能は無い。うちのE(W211)は前期型なので導入前のモデルだったというわけだ。光軸が動くのは上下のみ、それも手動です。
今ではAクラスでもアダプタティブライトと称して上下?左右自動可動式のヘッドライトが標準となっている。
SLについていたコーナリングライトはフォグランプを代用するタイプで、実は前照灯のスイッチをAUTOにしているとフォグランプは点灯しないので、普段、フォグランプはこのコーナリングライトの機能動作時だけのために存在します。
これはEも然り。フォグランプなんて点灯させる機会はまずありません。
では使おう。

若干の躊躇はあったものの、ついにAmazonでポチってしまい、それでも一ヶ月ばかり放置。
ようやく思い腰を持ち上げました。

これはコムエンタープライズという汎用後付電装品の会社のもの。3000円。コントローラがスカスカでなんの防水もされていません。

車両側で必要になるのは左右フォグランプとの往復配線、左右ウインカーの信号線、スモールライトの信号線、常時プラス電源線、それとボディアース。

まず、スモールライトの信号線を車室内のシガーソケットのイルミネーションから分岐させてエンジンルームのヒューズボックスに引き込みます。青のコードにしました。

一番の難所はウインカーの信号線取り出しと見込んでいました。
既存のハーネスはカツカツに作ってあるし、どれがウインカー信号線だかわかったところで、それを取り出すことができないんですね。
ネットで調べてみるとどうやらバルブソケットは容易に取り出すことができるらしいので深く探してみるとこんなものがありました。
これは既存のバルブソケットの対策品。通常品のソケットにはケーブルは付いていませんが、これはソケット断線対策品のようです。
では、これに似た細工をしようということでソケット底部分に穴を開けてケーブルを通してバルブ底の凸に接続しました。
これでウインカー信号線取り出しは解決です。(もっとも、これはあとでプラスマイナスが逆と判明して、凸ではない筒の部分に接続し直しました)
左が黄色、右が赤のケーブルにしました。

次に、フォグランプ配線をどうするかを検討です。
フォグランプの裏側ということはバンパーの裏側ということですから、これはバンパーを外すしかないなと。数箇所で留まっているだけのようなのだけど、モノが大きいだけに、1人では難儀かなと思っていました。
ところが、これもネットで深く調べてみると前期型にはアンダーカバー(エンジンルーム全体にアンダーカバーがついています)にフォグランプバルブ交換のためのサービスホール(点検口)があるらしいとわかりました。これは心強いですね。
サービスホールはこうなっています。
このフラップ状のものがカバーですのでグイッと開けば160度ぐらいは開きます。穴の大きさは両手を入れて作業するほどではありませんが、片手と半分は入りますから充分に作業できます。
ちなみに右側には低音ホーンがあります。
バンパー裏側、つまり車両の下へのアクセスですが、ジャッキアップではなく、なんと自宅駐車場の角棒タイプの車止めを縦に2本並べて、その手前にSL用に使っていた傾斜があるタイプの車止めをセットして、それに乗り上げるという方法を生み出しました。
角棒タイプが2本使いなのでちょっと危険なのですが…。
バルブソケットコネクタを抜いて、車輌からの信号線を分岐させます。
ひとつはそのままコネクタに繋ぎますが、逆流防止のためにダイオードを通します。
残る片方はダブルコードの赤でコントローラへ行き、そして黒のコントローラからの戻り線にダイオードを繋いでからコネクタに繋ぎます。
これは車輌から常時、球切れ感知のための微弱電流が流れているので、コントローラで阻害しないようにするためです。これをやっておかないとメーターパネル内に「ヒダリフォグランプタマギレ」と「ミギフォグランプタマギレ」が交互に表示されます。
車輌からフォグランプへと繋がっているハーネスには球切れセンサーのためにOFFでも0.70mAの電流が流れています。

ウインカーの信号線とフォグランプの往復線をまとめてコントローラに配線しますが、まずは簡易的にコルゲートチューブを使って処理します。

常時プラス電源線はヒューズボックスの中にあるものを使い、ボディアースは右側サスのアッパーマウント付近にある既存のものを使いました。

動作テストでヒューズをとばしてしまいましたが、概ね完成し、加工がわかるように白のタイラップで仮止めしたのがこれです。

あくる日にコルゲートチューブの配線を全てアセテートテープで巻き直しました。本設置なので、タイラップは黒の耐候性タイプに交換です。ケーブルが多すぎてバルクヘッドの貫通穴が使えないので、ウェザーストリップの接合部を捲って、そこを通してあります。

実は当初アセテートテープが見つからなくて、当初はエーモンの保護テープを買って使っていたのですが、これがあまりに見てくれが悪くて、探し回った挙句、ホームセンターの電材売場でアセテートテープを見つけました。
これです。
これで配線が目立つことはなくなりました。一部には自己融着テープを下巻きしてあります。
コネクタは防水ではないので、セメダインスーパーXの黒ゴム速乾タイプで処理します。

そして完成。
夜間の右左折時に進行方向が若干でも明るくなるのは助かります。
コントローラが粗末なのでいつかは壊れるでしょうけど、その時にはリレー数個で同様の機能のユニットを作ることも可能に思えます。

2000年頃以降のメルセデスにはレーンチェンジャーといって、ウインカーを少しだけ操作するとウインカーが3回だけ作動する機能がついているのですが、それにまで反応するのはちょっとご愛嬌ですな。
車速センサを噛ませばいいのですがね。そこはまたいつかの機会に…。