2014年2月26日水曜日

W211カスタマイズの理由

うちのW211は前期型。
巷ではメルセデスの前期はヤバイって言われますが、それは事実でして、リコール3回、メーターダウンなど、トラブルには事欠かなかったようです。
モデルとしては前期以外には中期と後期にわけられると思います。前期よりは中期が、中期よりは後期が良いものと思われているようですが、実はそうとも限りません。

以下、後期で廃止や割愛された機能です。
*まずはSBC…。
中期まではSBCが付いていましたが、トラブル頻出で後期では別方式に変更しました。その結果、SBCはW211(W219を含む)前期中期とR230そしてSLSだけが採用となったわけで、不憫とはいえなんとも嬉しい機構なんですよね。朝からドアを開くとSBCが作動してブーンと音をたてますが、それが「おはよー」と言っているようにも思えなんともかわいいんです。

*エアコン
中期以後は操作パネルが簡略化され、さらに後席の温度調節は割愛されました。後期ではその名残でメクラ蓋がされています。

*シート
イージーエントランスでシート座面がスライドする機能は廃止されました。
また、後席の分割可倒機能が廃止されました。

もちろん、追加された機能もあります。
エンジン形式やミッションが変更になったのはあたりまえですが、装備としては、CDチェンジャーのMP3対応、TPMS、HDDナビ、アダプタティブライト、HID標準、LEDテールランプなどが追加されました。
ところが、追加された機能のほとんどは開発時期の違いによる新機能や従来のオプション品の標準化であって、全体的に簡素化したイメージがあります。
かつては「最新のメルセデスは最良のメルセデス」と謳われていましたが、いまのメルセデスの姿勢は初期型でマーケットを拡げ、後期で利益を取りに行くようにも思えますが、いかがなものでしょうかね。

で、わたしが目指しているのは前期型のコンセプトやクオリティのままで後期の追加機能を得るということなんです。
もっとも、中期が手に入ればそれが一番いいんですけど、数がないんですよね…。

2014年2月22日土曜日

ACC配線の整理

車のアクセサリーを追加で取り付ける時、一番イージーなのはシガーソケットから取り出すことだけど、ソケットを使うとプラグだらけになるし、コードも露出したままになる。
さすがにそんなのは許せない。
丁寧にやるならば車両側のヒューズボックスから取り出すのが一番いいのだけど、それではあまりにも面倒。もちろん、この方法が管理上も安全上も一番良い方法であることは重々承知の助…。
大電流のアクセサリーを使うわけではないので、シガーソケットの裏側から取り出すのが一般的だと思う。
でも、アクセサリーを増設してゆくと、こんなことになってしまう。
これは灰皿の裏側。
ギボシ端子接続で収集がつかなくなってきているようです。
ギボシ端子接続を整理しました。
それでも管ヒューズが邪魔をしているのですが、代替となる小さいヒューズセットが手元にないのでそこはそのままにしてあります。
ちなみに写真に写っている金属の箱はエアバッグセンサですね。


2014年2月18日火曜日

ドアスピーカーが鳴らない理由(2)

昨日発見したドアスピーカーに配線がされていないことについてちょっと調べてみた。
パーツナンバーはA2115408308、ネットの画像で見るとこんな感じ。
あれ?
オーディオからの信号線が二つに分かれている。
ツイーターはなっているから、ケーブルはあるということか…。
再びドアを分解します。

この通り、ケーブルはあります。


ドアの防水シートの向こう側、パワーウインドウモーターの配線と一緒に束にされて遊んでいました。
こうですね。
これは昨日の状態です。
これでちゃんと音が鳴るようになりました。
それにしても、ずっと気がつかなかった…。


2014年2月17日月曜日

ドアスピーカーが鳴らない理由

W211の左側フロントドアについているスピーカーが鳴らないことについて、コネクタの緩みとか接触不良であることを祈りつつ、まずはドアトリムを外してみた。
ツイーターを外して、蓋を2箇所と留め具をはずして、パチリパチリとトリムを外していきます。
さて、スピーカーの配線は見える場所にあるかな?どこかな?
どこかな〜?
え?
え?
ケーブルがない…!

どうやら最初からなかったみたいです。
私のところに来る前にドア交換した履歴があるので、その時に結線ミスをしたのでしょう。
いやはやなんとも、先日のハンドルヒーターの件といい、メカニックも案外とやっちゃうものなんですね。
ヤナセの担当に電話してみたけど留守電…。
MB藤沢に行って注文しときました。

2014年2月15日土曜日

W211前期でiPodを聴く のはあきらめた

W211前期にW211中期用のCDチェンジャーを移植します。
手に入れたのはこれ
W219用なんですが、実はW219はW211の派生形なので電装品には若干の互換性があります。
サクサクと外していきますが、エンジンをかけていなくてもこの写真の位置にあるスイッチを操作すればシフトレバーはフリーになります。

CDチェンジャーを入れ換えします。

前期と中期用の差なのか、それともW211用とW219用の差なのか?MOST光ケーブルのコネクタ形状が若干違いました。
遊ばないようにタイラップで保定します。
組み立てて、完成です。
MP3での再生は99曲まででした。
視聴の時に気がついたのですが、左側フロントドアのスピーカーが鳴っていません!
断線ですね。

2014年2月14日金曜日

W211トランクからの異音(3)

MB藤沢から連絡ありました。
リアスタビロッドを外して試走しても異音が出て、ショックアブソーバーを外して試走すると異音が消えたそうです。
どちらかというと最悪のパターンなのですが、一番最初に疑ったところでした。
純正のアブソーバーは左右で6万円くらいでしょうから、診断の時間工賃と脱着工賃をプラスすると残念な10万円コースになってしまいます。
それで異音が消えるということなのでしょうけど、異音は「ドスン、コトン」ですから「コトン」が消えるだけなのか、「ドスン」も消えてくれるのかどうか、不安です。アッパーマウントも交換してもらいましたから、ちょっと期待してる。
できあがりは金曜夕方ですが、金曜は今のところ所用があって行けないので土曜になりそうですが、雪でしょ。雪道ではあの音はしません。
テストは来週になりますね。
全部消えてくれれば血圧もさがります。もっとも、まずは請求書を見た時点で血の気が失せるはずでしょうけどね。

ETCユニット更新

W211についているETCユニットは新車時のものなのでスピーカーが本体についています。カードエジェクトボタンも誤操作しやすいです。

当初はETC本体はセンターコンソール横に貼ってあったのですが、見映えと誤操作がイヤでグローブボックスに移設しました。ですが、更に動作音や警告音が聞こえなくなってしまったんです。
事実、カードが排出されているのに気がつかずにゲートに突入したことがありました。その時はAピラーに軽い傷がついただけでよかったですが…。

初期のものはアンテナ部分にパイロットランプがついていないこともあり、「ETCが利用可能です」というアナウンスも聞こえないと、危険極まりない状態です。

で、予備のETC本体をヤフオクで安く見つけたので早速購入しました。
中古のものですが、アンテナ部分にパイロットランプが付いているし、さらにナビに連動できるタイプです。
W211中期に使っていたものですね。

で、取り付けなんですが、既存の配線はやっつけ仕事のような荒っぽさがあって、メチャクチャになっていましたから、この機会にハーネスを作ってVICSユニットの配線と共に整理をしました。
本当は改めてETCセットアップをする必要があるのですが、車種は同じだからそのままスルーしますます。ヤフオクの出品者がセットアップをリセットして出荷していたらお手上げですが、まさかそんな手の混んだことはしないでしょうから、このまま突っ走ってみます。

交換取付自体は難しくないのですが、ナビへの信号線を純正カーナビに繋いで、VICSユニットと配線を共にしました。
交換には2時間ほどかかりました。これは古いケーブルの復元とハーネスの作成がメインの作業でした。

そして完成、接続テストはOKでした。音声はカーナビから出てきます。


2/20、西湘バイパスでテストしました。
ちょっとドキドキしながらゲート通過で結果はOKでした。
ETC装置に登録されている車番と実車が異なるのですが、さしあたり問題にはならなそうです。

ACC電源がシガーソケット部分でごちゃごちゃになっているので、これは後日改善しましょう。
アクセサリー電源を場当たり的に取り出してしまっているので見るとなんとも無惨です。

W211電話接続

W211の以降のメルセデス純正カーナビはは携帯電話が接続できるのだけど、なんとmova限定…。
movaはもう廃止されているので使えないわけなのだけど、これをCDMAに変換するキットがある。というか、あった。
実はこれももう廃番で、唯一残っていたAmazonでもついに在庫がなくなった。
ちょっと慌ててヤフオクで入手しました。
運転中に電話をすることはあまりないのだけど、ちょっと手元に置いてから考えてみようかと思います。
とりあえず装着してみましたが音は良くないですね。これに1万円を費やすのは無駄かと思います。新品買わなくてよかったです。
使用するには電源が必要で、いちいちシガーソケットから引いてくるのもビジュアル的に許せないですね。
じゃぁ、アームレストの電話置き場に電源を引いてくるということまでする価値があるかどうか…。

2014年2月11日火曜日

ナビの地図更新

早いもので、初めてカーナビに触れてから四半世紀になった。
最初はナビ研の調査で数度の座談会に参加したのだけど、あんまり推進する気分ではなかった。
その理由は、どんなに進化しても、一覧性のある「紙の地図とは比較にならない」という理由でした。

25年が経過してもその考えは同じなのだが、現実には自分自身、紙の地図を見ることがなくなってしまい、地図を覚えないようになってしまった。
その例としてはナビ収載の地図が旧くなってしまったとき、何度も間違えてしまう。
これは完全にナビの地図に頼ってしまっている表れだと思う。
地図更新をこまめにしていればこういう間違いはないのだけど、変化の激しい道路環境下ではやっぱりなかなか更新できずにいました。
W211搭載の純正ナビ用の地図は2012年版で最終更新とのことで、これ以上待ってももう更新はされないことが明らかだったのですが、地図ディスクが3万円というその驚愕の価格に躊躇していました。
ヤフオクで何度も狙っているのですが、取り逃がしの連続でしたがついに19000円で手に入れました☆

自宅近くの道路も更新されていてスッキリしました。

2014年2月8日土曜日

W211前期でiPodを聴く(続編)

W211前期でダイレクト接続でiPodを聴くのは諦めました。
FMモジュレータを使っても、DensionのOptical接続を使っても切替スイッチの設置が必要となる。それがちょっと気に入らないんですよね。
で、CDチェンジャーをMP3対応のものに載せ替えるという荒技に挑戦することにしました。
ディスク1枚あたり99曲が認識可能らしいので、6連装ですから594曲が実装できることになります。
普段聴く曲はこれで網羅できますがCDを焼く時の曲の割り振りが面倒ですね。

中古のチェンジャーをヤフオクで入手しました。
見た感じやばそうですが、汚れはアルコールとアセトンで落とすことができました。
以前の所有者は喫煙車だったんですね。W211は灰皿の上にCDチェンジャーユニットが格納されていますから、灰皿を使うと煙がCDチェンジャーユニット部分に充満します。
何故なんでしょうかね、灰皿が密閉型になっていないんですよ。
昔の車はパチンと閉じるタイプだったのですが…。
スチールのケースを一部開いて、読み取り装置部分を軽く洗浄して蓋をしておきました。

次回は車への取付作業です。

2014年2月6日木曜日

チャイナだから

時折、どうでもいいようなことを考えることがあります。
中華人民共和国の体制って、士農工商の制度と類似しているように思うのです。既知のことなんでしょうけど、ちょっとイライラします。
これで中華思想なんだからもう支離滅裂です。

もちろん今の日本にも、他の国にも格差や社会差別は存在します。ですが自由はある程度保証されていると思いますし、良くも悪くも日本特有の社会主義もまだ残っていると思います。

中華人民共和国人に「福」ってなんぞや? と訊ねれば大方の人は「金と健康」と答える。
え? と思うのですが、カネと健康が全ての国なんですね。
そこには強い思想も敬虔な宗教も窺い知ることはできません。
その是非はともかく、偶然にも共産党の旗が紅と黄色(金色)だったことはなんかわからんけどめでたくて良いもののように民衆が感じたんでしょうね。

日本人であれば余程のことがない限り…
自由に海外旅行に行けるし、実力があればどんな職にもありつけるし、概ね行政に意見を述べたり自らが参加することができます。

中華人民共和国国民よ、そもそも我々とはそこが違う。
規定の国境線にちょっかい出す前に、まずは自分たちの足元に目を向けよ。
士農工商の格差があって中華思想なんてちゃんちゃらおかしいです。

追記
ソチのオリンピック入場行進で、中華人民共和国選手団の自分勝手さが露呈していましたね。
普通、立ち止まらないでしょう、行進なんだから。
残念に思います…

2014年2月5日水曜日

プラスチックパーツの表面処理

w211、W124と内装でガラッと変わったところといえば…
プラスチックパーツに表面処理をするようになった。
確かに手触りは良くなったのだけど、常時触れる部分は減ってしまってツルツルになってしまう。
経年劣化といえばそれまでなんだけど、見た目だけの理由で交換する気にはなれない。

グローブボックスのボタン、表面処理が劣化して爪で剥がれてしまっている。
最初は修正液を塗った上から鉛筆で汚れをつけてごまかしていたのだけど、ヘッドライトスイッチ付近も同様になってきたので遂に…
タミヤカラーで補修しました。

内装色はグレーっぽいベージュなんですが、久しぶりの調色に難儀しました。
やっつけで調色したのであまり合っていませんが、機会があれば気合入れて調色します。

なお、ヘッドライトスイッチ付近は白文字の表示も薄れてきていますからいずれ面相で修復します。

工場選択

修理工場の選択なんだけどね。
VWとかAUDI達はずっと芝浦でした。
MercedesはW124とW202は芝浦、R230は目黒、そしてW211は今のところ芝浦になっています。
以前は勤務地が芝浦だったのでW211の入出庫は面倒ではなかったのだけど、会社を辞めたらちょっと遠く感じるようになりました。
工場によって技量やサービスに違いがあるのは明らかで、それは点検修理項目とか工数とかに現れて、最終的には時間と費用の問題になってきます。

さてW211のリヤ異音ですが、近所で何度もやり取りしながら音の原因箇所を修理したほうがいいのか、それとも今まで通り芝浦に出した方がいいのかを悩んでいます。
いままでのデータ共有という観点では戸塚に出すのが良いのかもしれないんだけど、芝浦とはもう20年以上の付き合いになるのでそちらも無視し難いところもあり、困っています。
エンジンやミッション、電装関係ではなくて、感覚的なトラブルだから、再現しやすい工場の方がいいかなと思うのです。
芝浦は付近の道路が綺麗なので再現しにくいみたいな気がしてね…。

近場で考えると戸塚なんですけど、あそこは工場が奥まっていて気に入らない。
と、いうわけで初めてヤナセ以外の工場に出すことにしました。MB藤沢です。
サービスに試運転してもらって、異音を確認してもらいました。スタビロッドとかが怪しいと言っていましたから想定内ですね。連休明けに3〜4日預けて見てもらう予定です。
ただ、費用が想定内かどうかはまだまだ不安です。

2014年2月3日月曜日

W211トランクからの異音(2)

先日防音処理とか試していたW211リアの異音ですが、根本的に解決しない限り消せないと判断しました。
ディーラーに持ち込んで対策を考えたいと思いますが、それに備えて…今まで貼ってみた防音材を撤去しました。
なんとももったいない気分なんですが、中途半端な状態で診断を依頼するのはよろしくないと思ったわけです。
トランクの内装を剥がして撤去が終了しました。

その後、少し走行して様子をみましたが、やっぱりなにかがヘタっているようです。
芝浦まで持って行くか、戸塚にするか、はたまた藤沢にするかを悩んでいます。

2014年2月2日日曜日

W211トランクからの異音

以前から気になっているW211リアの異音、小さな段差や凸凹道を通ると左後ろ辺りからトコトコ聞こえてくる。
昨年も何度かトライしてみたのだが、今日は遂にトランクスルーにして実際に走行しながら音のしている場所を探るということをやってみました。
その結果、リヤシートの後ろで左右に渡っているメンバーが反響していることは解った。
でも、その原因や発生箇所についてはわからないままです。
オートバックスでデッドニングの材料を買ってきて処置をしてみましたが、所詮は対症療法、特になにも変化はありませんでした。
これにこれ以上頭を使っても、発生源特定と解決ができていないので、次のステップはトランクスルーの隔壁を制作してみたいと思います。防音(吸音)素材のものをリヤシートの裏側一面に取り付けてみるというやり方です。
もう予算はつけられないので、オートバックスではなくてホームセンターで材料を漁ってみましょう。